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【学習計画テンプレートあり】応用情報技術者試験を受けてきた ~合格したとは言ってない~

2023年5月19日

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こんにちは。松永です。
YAZに入社して6年目になりました。

……そろそろ応用情報とりたい!ということで、私が実施した勉強法などをご紹介したいと思います。

※実際に使用した学習管理シートを公開しています。ぜひ最後までご覧ください?

きっかけ

YAZでは、今期(2023年度)から資格手当がつくようになりました。
取るっきゃない。給料あげるっきゃない。

……いやいや、お金目的だけじゃないですよ、専門知識の学び直しを目的に学習を始めることにしました。

合否は関係なく、一つ一つの知識をしっかり学んでいこうという姿勢で臨みました。ほんとですよ。

学習計画

計画を立てる前に、私は学習にあたって大きな課題を1つ挙げました。
それは『モチベーションの維持』です。

応用情報以外の資格でも、共通してモチベーション維持に苦心するかと思います。

なぜモチベーションが下がるのか?

これを掘り下げた時、学習した実態がわかりにくい/学習した実感が湧きにくいことが原因であると気づきました。
つまり、裏を返せば学習した実態がわかる/学習した実感が湧く状況を作ればモチベ維持できるというわけです。

応用情報技術者試験勉強法_学習計画1

このモチベーションが維持できれば、結果的に習慣化にも繋がります。
この『可視化→モチベーション維持→習慣化』という一連の流れが形作れるよう、計画を立てていくことにしました。

応用情報技術者試験勉強法_学習計画2

可視化

では、どのようにして可視化していくのか……これが第一の課題です。

そんな時、社内の評価面談で上司から
「松永は、プロジェクト管理をそろそろ学ぼう。その練習がてら、自分の管理から始めてみたら?」と助言いただきました。

あっ、ちょうど応用情報の学習始めるし、ちょっと自分でスケジュール管理とかやってみよう
ということで、スプレッドシートを使って、午前問題・午後問題をそれぞれ管理するシートを作成し管理しました。

午前問題の可視化

応用情報技術者試験勉強法_スプレッドシート1

応用情報ドットコムを活用し、午前問題の模擬試験の結果をCSV形式でダウンロードします。
そしてその内容をコピペすると「正解数」と「正答率」が自動算出されるシートを作成しました。

まぁこのくらいであれば応用情報ドットコム上で算出されます。有って無いようなもんです。

応用情報技術者試験勉強法_スプレッドシート2

そこで、振り返りや、理解が浅い/間違った問題のキーワードを記入できる欄を設けました。
辞書のように『用語ー意味』の紐付けが一目でわかる状態にしておくことで、振り返りがしやすくなります。

応用情報技術者試験勉強法_スプレッドシート3

そして、各回の結果をグラフ化する『集計シート』を作成しました。
(点数微妙じゃんとか言わないでください?)

午後問題の可視化

応用情報技術者試験勉強法_スプレッドシート4

午前/午後問題両方とも、ガントチャートを作成してスケジュール管理を行いました。

●赤色が予定、緑色が実績です。
●日付を入力すると自動で色がつくようにしています。
●「設定値」シートでカテゴリなどを好きにカスタマイズすることができます。

習慣化

計画だけ充実させても、実行できなければ意味がありません。
次に、習慣化していくためにどのような対策が有効であるかを考えました。

それは…………………………

 

無理をしないこと。

 

継続するためのコツは、目標(ノルマ、予定)のハードルを極力低くすることです。

先述の画像を見てわかるように、私は午後問題を2日に1問だけ解くように設定しました。
もしかしたら「え?なにその手抜き?」と思われたかもしれません。

ただ、私にとって「最も継続できる無理のないペース」がこれでした。
余裕があるからと、1日1問にペースアップしたときも、途端にモチベ維持できなくなりました。

習慣化するためには、無意識にできるほど、徹底的にノルマを低く設定すべきだと考えます。
呼吸するように、朝起きたら冷蔵庫を開けて何となく見ちゃう癖のように、生活に溶け込ませなければなりません。

計画を綿密に立てても、実行に移せず、習慣化できなければ何の意味もありません。
ですので、あなたに合ったハードルを設定して、計画を立ててください。

この時にポイントになるのが『他人と比較しない』ということです。

可視化+α

モチベーション維持できるようになると、継続できるようになります。
継続してくると、勉強しないことが逆に気持ち悪くなってきます。

しかし私は「ちょっと勿体無いな」という感覚を覚えるようになりました。

せっかく朝晩に勉強してるから、もっと蓄積させていきたいな〜……。

というわけで、YouTubeとMirrativで、1月下旬から3月上旬にかけて(ほぼ)毎日配信していきました。
こんな感じでWebカメラを使って、デスクを映し出します⏬

本読んだり。

応用情報の学習だけでなく、普通に作業配信をしていました。

応用情報技術者試験勉強法_配信1

配信した内容はアーカイブとして残るので、「この日は2時間やってたのか〜」と時間を可視化することができます。

やった時間を蓄積し、それを見て実感する。
これはこれで、モチベーションの維持に役立ちました。

個人的学習方法のまとめ

●スプレッドシートで可視化
  →やっていることを実感するため。
●配信することで、さらに「勉強した」ことを可視化
  →やった感を出すため。
●ノルマを最低ラインにまで引き下げる
  →継続できるレベルまで下げる。息をするように継続できるレベルまで下げる。

振り返り

学び

・やりすぎはモチベが一気に下がります(本当に)。
 ギリギリのラインは攻めず、自分でも馬鹿にしてしまうほど低いハードルに設定しましょう。

・SNSで勉強仲間を募るのも一つの手段
 「他人と比較するな」とは言ったものの、
 人によっては仲間がいたほうが気持ちが駆り立てられるタイプの方もいらっしゃると思います。
 友人や同期、SNSで繋がった人と一緒に高め合えるのもいいと思います。

反省

・試験当日、午後問題の時間配分を考えておらず、後半焦りまくりました。
 文字通り、頭が真っ白になりました。
 時間配分を意識した学習を心がけるべきだと反省です。

よかったこと

・専門用語に関するアンテナが変化しました。
 「これ応用で勉強してるやつ」から「これ知ってる!」に変化していくことを
 体感できたことが楽しかったです。

・理解が浅い用語について深く調べた内容を自分なりにまとめ、
 個人ブログに投稿するという循環が生まれました。
 不正解がブログのネタになることで、間違いを恐れなくなりました。
 むしろ間違ったほうがブログのネタになるので有難いくらいの感覚でいられました。

さいごに

この記事をご覧になられた方限定で!ナナナなんと!
今回、ご紹介したスプレッドシートを共有いたします!!!!

ぜひあなたに合った使い方をしてみてくださいね。

応用情報技術者試験勉強法_スプレッドシート例

https://drive.google.com/drive/folders/11JLFQJ-MKWgIIex1bydJkEbMBK2MKM_s?usp=sharing

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この記事を書いた人

松永裕太郎

松永裕太郎

●2018年 新卒入社
●スマホアプリ /サーバサイド開発 /新卒研修講師
●最近はアジャイル開発について勉強中