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こんにちは、2年目の大石です。
業務ではスマホアプリ開発をしています。
6/29に応用情報・高度試験の合格発表がありました。
応用情報に見事合格できたので、勉強時に意識していたこと等を残そうと思います。
合格しました ?
午前、午後ともに合格ボーダーは60点なので、かなりギリギリでした。(笑)
特に午前はあと4問落としたら不合格と、滑り込みセーフでした。
(午前は全80問で、1問1.25点です。)
はじめに
本記事に関連する内容として、以下記事があります。
【学習計画テンプレートあり】応用情報技術者試験を受けてきた ~合格したとは言ってない~
この記事は、私の上司の松永さんが投稿したものです。
内容としては、モチベーションの維持、学習計画の作成方法等を紹介しています。
スマートに学習を進めるためのテクニックがつめこまれているので、
本記事とあわせて読むとよいと思います。
本記事では、応用情報の試験内容に触れたミクロな部分をお伝えできればと思います。
午前試験対策
午前試験は、以下セクションでお伝えできればと思います。
- 過去問道場を利用しよう
- 午後試験の勉強と並行しよう
過去問道場を利用しよう
応用情報の午前試験では、四択の問題が80問出題され、6割(48問)正解することが目標です。
特徴的な点として、過去の情報資格試験からの問題がそのまま出題されることが多いということです。
(引用 : https://www.ap-siken.com/aptoukei.html)
私が受験した令和5年春期試験では、80問のうち、39問が過去問でした。
すべてが応用情報の過去問ではないですが、この割合からもわかるように、
午前試験対策は過去問演習がとても効果的ということがわかります。
過去問演習といえば、そう過去問道場です。
ブラウザで利用できるとても便利なサービスで、スマホからもアクセスできます。
詳細な利用方法は省きますが、午前試験対策は基本これだけでOKだと思います。
私が行っていた過去問道場の勉強方法は、分野別にマスターしていく方法です。
具体的な勉強方法は、一つの分野を全問正解できるまで繰り返し解くことです。
例) データベースを勉強する場合
- データベースを全問解く
- 間違えた問題の解答解説を見て理解する
- 全問正解できなければ 1.にもどる
私は細かく計画を立てたり少しずつ進めるのがとにかく苦手なので、
パワーで全問正解できるまで繰り返していました。パワー is 正義です。
学習するにつれ、マスターした分野が増えてとても達成感が得られるのがポイントです。
全分野マスターしたときは午前試験の勝利を確信しました。結果はギリギリでしたが。
※一度マスターした分野も時間が経つと当然忘れるので、復習は定期的に行いました。
午後試験の勉強と並行しよう
午前試験の勉強をしてから午後試験の勉強をする、という計画は誰もが一度は立てると思います。
正直、この計画はあまり良くないです。なぜなら、
- 午前試験の勉強内容を忘れてしまうから
- 午前試験、午後試験の勉強で互いの知識を補完することができるから です。
前述した通り、復習しないと忘れてしまいます。復習は必須です。
午後の勉強に入っても午前の復習をしなくてはならないのであれば、
並行して学習するのが効率的です。
また、私が午後試験の勉強をしていた際、
午前の勉強でなんとなく理解できなかった用語や概念が、
午後の問題で出題されて理解することができた、ということが頻繁に起こりました。
もちろん午後の問題を理解するためには午前の知識が必要なので、
午前、午後から得られる知識は互いを補完し、より鮮明に理解することができるのです。
効率的に理解を進めるためには、並行して行うべきということです。
午後試験対策
午前試験は、以下セクションでお伝えできればと思います。
- とにかく慣れよう
- 本番を意識して勉強しよう
- 解ける問題を選べる嗅覚を身につけよう
とにかく慣れよう
はじめて午後試験の過去問を解いてみたとき、私は文章が長すぎて全然集中できませんでした。
日頃文章を読む習慣があまりないためか、1問解ききるだけでも大変でした。
本番では5問解かなくてはなりません。?
私は午後試験の過去問を利用して、
点数を取るより先に問題を集中して解ききる練習をしました。
まずは1問解いてみて、同様の所感を得た方は練習してみては。
※直近10回の試験より古い過去問で練習するのがオススメです。
本番を意識して勉強しよう
本番の午後試験は、5問を150分で解く必要があります。
問題の選定の時間や、見直し時間を考慮して1問あたり25分で解答する必要があります。
午後試験に慣れてきたら、時間制限を設けて新しい過去問に手をつけてみましょう。
おすすめの勉強方法は、1問を25分で解くのではなく、
2問を50分、3問を75分で解くといった方法です。
解答速度を保って5問解ききるようになれればゴールです。
解ける問題を選べる嗅覚を身につけよう
応用情報は解答する5問のうち1問はセキュリティで、4問は選択問題です。
10分野のうちから4問を選択して解答します。
ここで注視すべき点は、問題によって難易度が異なる点です。
もちろん個人の知識のレベルにもよりますが、
過去問を解いていく中で、明らかに問題によって難易度の差を感じます。
つまり、本番ではより解きやすい問題を選ぶことが肝要です。
私は本番2週間前くらいから、
問題文を軽く読んで難易度を概算する練習をしていました。
具体的には、以下のような勉強方法をしていました。
- 1回分の試験のうち、セキュリティ分野を除くすべての問題を軽く読む
- 高得点がとれそうな順に難易度を概算する
- 実際に全部解く
- 予想と実際の点数から、難易度の概算の方法を見直す
この練習を行うことで、自分にとって解きやすい問題を探しやすくなり、
点数が伸びるという算段です。
私が難易度の概算の際に意識したポイントは以下です。
※人によって難易度は異なるため、参考程度で。
- 単語名を書かせる問題がぱっと見て解けるか
- グラフから計算させる問題があるか
- イメージしやすいテーマか
単語名を書かせる問題は1大問当たり1〜3問ほどあります。
ぱっと見て解けず、思い出せそうもない場合即失点です。
解ける場合、その問題は高得点できる見込みがある、ということです。
これは私が不得意なだけですが、
私はグラフから読み取って計算するタイプの問題が苦手なので、
その問題があるだけで、難易度を高めにみていました。
各問題にはテーマがあります。
例えば健康器具の開発や、オンプレミスからクラウド移行といったテーマは
個人的には理解しやすく、問題が頭に入りやすかったです。
逆にイメージしにくいテーマは読み、理解する段階で時間を要します。
これらの点は個人の主観に依存するため、実際に練習して
自分なりの観点で、難易度を概算できるようにしておきたいです。
まとめ
以上が、私が勉強で意識した点です。参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、学習期間は1月〜4月16日までの3ヶ月半くらいです。
業務知識が豊富な方はもっと短時間で合格できるかもしれませんね。
それでは、次の記事で。?✋